ソーナンスに関する仕様 part1 影踏み

 かげふみ、ミラーコート、カウンター。トリプル初心者の方はトリプルの場合どのように働くかちょっと難しいこれらの技や特性を簡単に解説していきます

今回はソーナンスの代名詞ともいえる影踏みについて扱っていきたいと思います

 まず影踏みはご存じのとおり、相手のポケモンの交換を許しません。でもどのポケモンが交換できなくなるのか正確に知っていますか?

 まず場面1を見てみましょう

場面1

            対

  この場合交換できないのは、相手のルカリオヒードランラティアスです。自分のポケモンは自由に交換できます。勿論ソーナンス以外もです。これは結構知っている方が多いかな
 
 今度は場面2です

場面2

            対

  ここで問題なのはルカリオが交換できるかどうかということです。結論を言うと出来ます

  ここからわかるのは影踏みが効果を発揮するのは、自分と隣接している相手のみということです。つまり熱風や吹雪と範囲が一緒っていうことですね。わかってしまえば簡単です

  次はソーナンスミラーについて見ていきましょう

場面3

            対

  
  シングルの場合、影踏みミラーが起きた場合、お互いのソーナンスは不毛な耐久戦にならないように交換できる仕様になっていうのはご存知かと思います

  しかしトリプルの場合、ソーナンス以外のポケモンも影踏みの影響にかかっています

  だからこの場合、問題になってくるのはお互いの真中のポケモンが交換できるかどうかってことですよね。
  
  答えはできません

  影踏みの対象になっていて交換できるのは、特性影踏みを持っているポケモンのみです

  つまり今回の場合交換できるのは、お互いソーナンスだけです

場面4

            対

  この場合も上の事を踏まえればソーナンスのみしか交換できないことが分かります。簡単ですね


直接的な交換以外での仕様

   蜻蛉帰りやボルトチェンジを持ったポケモンは、その技を打つことに成功した場合、ポケモンを交換することが出来ます
   
   たとえば場面4でクロバットが蜻蛉帰りを成功させた場合(つまりラティアスの守る等に妨害されない限り)、クロバットは影踏みで交換出来なくなっているのにも拘らず交換できます。これはシングルでも多く見られる光景なので知っている人が多いかな

  アイテム脱出ボタンやレッドカードも同様に発動した場合、特性影踏みの効果を受けているポケモンも交換できます。 

  要するに蜻蛉帰り、ボルトチェンジ、レッドカード、脱出ボタンは特性影踏みの効果を受けず通常通りの仕様となるということです

  自身への影踏みを無効にするきれいな抜け殻という持ち物があります。さすがにピンポイント過ぎて使いにくいかもしれませんが知識として入れておくといいかもしれません。相手に使われるかもしれないからです



まとめ

  影踏みが効果を発揮するのは、自分と隣接している相手のみ

  影踏みの対象になっていて交換できるのは、特性:影踏みを持っているポケモンのみ

  蜻蛉帰り、ボルトチェンジ、レッドカード、脱出ボタンは特性影踏みの効果を受けず通常通りの仕様となる

  自身への影踏みを無効にするきれいな抜け殻という持ち物がある